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【2025年向け】宅建士独学におすすめのテキスト・問題集、評判・口コミ徹底比較
宅建試験対策本は概ね「○○シリーズ」と銘打ってシリーズ化されており、様々な出版社や資格講座からリリースされています。それ故、「どのシリーズを揃えたら良いんだろう・・・」「決め手がわからない!」という悩みは尽きません。
本ページではこのようなお悩みを解消すべく、宅建試験対策本シリーズを強み・情報量・編集・使い勝手・購入者の評判等で総合的に評価し、おすすめ順にランキングしております。
試験対策本は似たりよったりに見えても、必ず良いところ・悪いところが必ず存在しており、人気のテキストには何かしら理由はあるものです。
これから宅建試験にはじめて独学で挑む方も、リトライに向けて買い替えを検討されている方も是非参考にして頂いて、優れたテキストで気持ちよく勉強して頂きたく思います。
最初にテキストを選ぶポイントを整理しておきます、下記のポイントを抑えているのといないではテキスト選びの効率が段違いだと思いますので是非ご一読頂きたいと思います。
宅建試験対策本選びの極意5選
- テキスト・問題集は必ずセットで購入すること
- テキスト・問題集は同一シリーズで統一しておくこと
- 条文や複雑な人物関係などがわかりやすく図解されていること
- 初学者は入門用のテキストで知識の下地を作れること
- 法改正に対応したテキスト・問題集であること
テキストには対応する問題集が用意されており、種類としては「科目別問題集・過去問・論点別・直前対策」などがあります。テキストだけでは十分な得点力は身につきづらいので必ず問題集でアウトプットを行いましょう。
テキスト・問題集などはシリーズ内で情報がリンクしている場合が多いため、基本的に同じシリーズで統一しておくのがベターだと思います。シリーズで統一していないとリンクが切れてしまい、混乱すると思います。
宅建の勉強では難解な条文や複雑な人物関係などが出てきます。これらは文章だけでとても理解出来るものではありませんから、図表・イラストが効果的に使われている事が重要ですから、サンプルでしっかりチェックしておくべきです。
シリーズによっては、入門用のテキストが用意されている事がありますので、初学者の方はそこからスタートするのが良いと思います。周りくどいやり方に思われますが、簡易化された情報をインプットして大体のイメージを掴んでおくと本格的な学習に入った時の理解度が全く違います。
宅建試験は法改正の影響を大きく受けますので、テキスト・問題集等が最新の法改正に対応している事が大変重要です。更に、ホームページ等で法改正の情報を共有してくれるシリーズを選ぶと尚良いでしょう。
Amazonで販売されている書籍はオンラインで中身をチェック出来る場合があり、 アイコンが付与されていますので購入前に内容を確認しましょう。
テキストの内容は改訂が行われるため、ご購入の際は対応年度やシリーズを今一度チェックするようにお願い致します。
新年度対応版を素早くチェックする方法
シリーズ化されている宅建のテキスト(参考書)は、数ヶ月(10月頃~最長翌年6月頃)掛けて段階的に発売されるため、新年度版についてはご覧になったタイミングでは、全て出揃っていない可能性がございます。
本記事では過渡期については旧年度版の情報も合わせて掲載・更新しておりますので「新年度対応版はここまで発売されいている」のチェックにご活用下さい。
Amazonでは新年度版がすでに発売されている場合は、以下の様に「新版があります」と表示されますので簡単にチェック可能です。
この記事の目次
みんなが欲しかった!宅建士シリーズ
特徴一覧
- 視認性に優れた編集で勉強しやすさNo.1
- イラスト・図表・板書など初学者の理解を助ける編集
- 分冊・赤シート・スマホ学習対応など機能性が充実
- 問題集は解答解説+αの情報で更に実力アップ
- 全5編のコンパクトなシリーズ構成
新年度版
書籍名称 | 書籍リンク | |
みんなが欲しかった! 宅建士 合格へのはじめの一歩 2025年度 | ||
みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2025年度 | ||
みんなが欲しかった! 宅建士の論点別過去問題集 2025年度 | ||
みんなが欲しかった! 宅建士の一問一答式過去問題集 2025年度 |
旧年度版
書籍名称 | 書籍リンク | |
みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集 2024年度 | ||
みんなが欲しかった! 宅建士の直前予想問題集 2024年度版 |
みんなが欲しかった!シリーズの概要
「みんなが欲しかった!宅建士」シリーズは、会計・法律系資格の合格者を多数輩出する大手資格学校TACが出版する資格対策本です。豊富な試験対策のノウハウをそのまま市販テキストに応用した形なので、完成度は高いと言えます。
メインのインプット教材である「宅建士の教科書」はAmazonベストセラーにも輝いており、なんと言っても視認性に優れているため、難解な宅建の学習の心理的負担を下げる効果が見込める一冊となっています。
各セクションの最初には全体像を理解するページが配置されており、板書・ひとことなど理解を助けるギミックも豊富です。また、例題ですぐに学んだ内容をアウトプット出来る配慮がなされていますので、すぐに知識の定着を図る事が可能です。
600ページオーバーですが、3分冊可能なので携帯性も考慮されています。掲載されている「例題」がスマホで確認出来るため、スキマ時間の学習までサポートしている点で時間的なメリットも大きいです。
「本試験論点別問題集」は論点別に厳選収録した過去問題集です。赤シート+3分冊に対応しており、宅建士の教科書と完全リンクしているためインプット+アウトプット教材をシームレスに行き来出来ます。
問題の解説だけでなく周辺知識や応用的な知識もまとめられており、解いた問題を更に別の角度から出題したり、応用的な内容も出題されると言った変化をつけてくれますので、やり込む事で大幅な経験値アップにつながる一冊です。
シリーズを通してパット見はイラスト豊富でキャッチーですが、見た目とは裏腹に内容は実践的です。学習効率をアップさせる様々なギミックも豊富なので勉強しやすく、コンパクトにまとめられていますので一式揃え易い良シリーズです。
購入者の評判・口コミ 高評価
■みんなが欲しかった!宅建士の教科書 購入者
文字量をできる限り少なくしたということですが、本当に以前のテキストに比べて、ぐっと減っています。その分、カラフルで表だったり、手書きふうの文字で簡潔にまとめてあったりと変化をつけて、同じことがだらだら続くと頭に入りづらくなるのをうまく防いでくれていて、本当に学びやすいです。内容的にも滝澤ななみ先生の本なのでちゃんとしてます。
■宅建士の教科書 購入者
わかりやすい図版と本文で理解がしやすい構成の宅建士のテキストです。各章の最初の図版でこれから学習することをおおまかな形でイメージでき、板書をイメージした大きめの図版とイラスト、専門用語のない平易な本文でさらに理解を深められます。章末には知識の定着を確認できる例題もあり、重要なキーワードは赤シートで隠すこともできます。厚みのあるテキストですが、必要に応じて3冊に切り離せるので使い勝手はいいです。
■宅建士の問題集 購入者
数多く問題演習をこなせて補足知識も得られる宅建士の問題集です。収録問題数はとても多く、一周すれば本試験に向けた実力アップを図ることができるでしょう。宅建士の教科書と同じく3冊に分けることもでき、一つ一つの分冊が教科書のテーマとリンクしています。一つ一つの問題にも教科書の参考ページへのリンクも掲載されています。そして、最大の特徴は宅建士の教科書にも載っていない、本試験に役立つ補足知識が掲載されていることです。これだけでも教科書と併用しても損はないと思います。
購入者の評判・口コミ 低評価
■宅建士の教科書 購入者
パッと見、手書き板書風の可愛いレイアウトで、とっつきやすそうに思い購入したが、全体的に法律やルールの背景や意味等へのロジカルな説明が乏しいため、理解ではなく暗記作業に陥りがち。
■宅建士の教科書 購入者
実際の判例など、具体的な事例に乏しい。全体像を把握するために購入するには良いが、過去問を解いて、間違った所などの解説を探すのには向いていない。
■宅建士の教科書 購入者
矢印図がまとめて書かれていて、私には覚えにくかった。手書き風文字が自分の手書きと同化して分かりにくい。ノートに書き写していくタイプの勉強法の人にはいいかも。他のページを指す表示もわかりにくい。
みんなが欲しかった!シリーズの総合評価
「みんなが欲しかった!」シリーズは簿記・FPなどでもシリーズ化されており、そちらもベストラーとなっていますので完成度の高さが伺えます。FPを同シリーズで合格できたので、そのままの流れて「宅建も」という方も多いと思います。
著者の「滝澤 ななみ」氏は情報のまとめ方が上手く、全体をコンパクトに出来ていると思います。膨大な試験範囲を高い精度で絞り込んでいるので、続けやすく途中で諦めるリスクが少ない優れたシリーズだと思います。
合格・得点に直結する情報や予備知識を重視しているため、背景や予備知識、もとい寄り道しながらゆっくり知識を吸収したいと言う方にとっては、コンパクトにまとめた内容がデメリットに映る事もありそうですが、この点については評価が分かれる部分だと思います。
カラフルな編集や手書き風の書体は好みがあるので賛否両論ありますが、勉強しやすさはダントツだと思いますので、さらっと査読して抵抗がなければ買いになろうかと思います。
わかって合格(うか)る宅建士シリーズ
特徴一覧
- 4分冊可能なスキのない情報量のテキスト
- 豊富な「事例」で背景から理解
- 生講義スタイルで初学者の理解度アップ
- 資格講座ライクな構成で独学の一歩上の学習
- デザイン刷新で理解度UP!!
書籍名称 | 書籍リンク | |
わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト 2025年度 | ||
わかって合格(うか)る宅建士 分野別過去問題集 2025年度 |
旧年度版
書籍名称 | 書籍リンク | |
わかって合格(うか)る宅建士 一問一答 セレクト1000 2024年度 | ||
わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス) 2024年度 |
わかって合格(うか)る宅建士シリーズの概要
「わかって合格(うか)る宅建士」シリーズも大手資格学校TACが手掛ける宅建資格対策教材です。本シリーズはイラスト等は控えめなので資格講座の教材ライクな編集と言えます。
インプット教材である「基本テキスト」はかなりの大容量となりますが、4分冊構成で赤シートにも対応しているため使い勝手に優れています。
具体例・事例も豊富なので背景を理解しつつ知識をインプット出来ますので、記憶に残りやすいと思います。過去に出題された箇所の強調表示と出題年度表記がなされていますので、そこだけ集中的に学習すれば直前試験対策にも使えるスグレモノです。
「分野別過去問題集」は基本テキストと完全リンクしており4分冊可能です。重要度表記・各種アイコン表記などのギミックも豊富です。
リベンジを目指している方は法改正部分の知識が新旧でがこんがらがってしまいがちですが、「改正対応」マークを付け旧法との対比を明示する工夫がなされていますので、知識の整理がしやすいと思います。
わかって合格(うか)る宅建士は「テキスト+問題集+講義動画」のラインナップで資格講座に近い学習を実現している、完成度の高いシリーズです。
購入者の評判・口コミ 高評価
■基本テキスト 購入者
オールカラーで不動産取引の具体例の掲載や図解も多く、わかりやすい構成の宅建士のテキストです。このテキストには本試験に頻出される項目=いわゆる重要度の表示はありませんが、その代わり過去12年間の本試験で出題された項目に赤いアンダーラインが引いてあり、これを拾って読み進めていくだけで優先順位を絞った学習ができるようになっています。著者の講師のによる本文の知識を補足するワンポイントアドバイスも充実しています。
■基本テキスト 購入者
このテキストには本試験に頻出される項目=いわゆる重要度の表示はありませんが、その代わり過去12年間の本試験で出題された項目に赤いアンダーラインが引いてあり、これを拾って読み進めていくだけで優先順位を絞った学習ができるようになっています。著者の講師のによる本文の知識を補足するワンポイントアドバイスも充実しています。最近の民法の改正によって変更された項目には「最近の改正」という赤マークがつき、一目でわかるように工夫されています。
■分野別過去問題集 購入者
分野別に4分冊に分けられ、携帯可能な作りになっています。本文は二色刷り。見開きで問題と解説が配置されており、問題を解きながらさくさく答え合わせもできます。分野別なので、自分が苦手な分野を徹底的に過去問を解いて理解を深めることが出来るので便利な作りで、解説も分かりやすいです。
購入者の評判・口コミ 低評価
■基本テキスト 購入者
今年は独学でと思い本書を手にしましたが、初学者にも分かり易いようになのか文章が一般的すぎる気がします。そして内容が薄いと感じました。
■基本テキスト 購入者
内容は充実しており、レイアウトはすっきり、分冊できるから持ち運びしやすいです。しかし、色使いがきつくかなりチカチカして目が痛いのでつらいです。
■分野別過去問題集 購入者
宅建試験はとにかく数をこなして体で覚え込むことが重要になるので、これだけで良いかと言われるとギリギリ合格点を狙うこともできなくはないと思いますが、安心するためには補強が必要だと思います
わかって合格(うか)るシリーズの総合評価
「わかって合格(うか)る宅建士」と「みんなが欲しかった!宅建士」は、同じTACが出版するシリーズなので「どちらが良いのか?」は良く疑問として挙げられる部分です。
掲載されている情報量としては「わかって合格(うか)る」が上だと思いますが、やや経験者寄りな所があるため、初学者の方は何らかのスタートアップや導入テキストを挟むと効果的だと思います。
合格に必要な情報に絞った「みんなが欲しかった」シリーズと違い、「わかって合格(うか)る」は事例やケーススタディが豊富で、背景を理解しつつ進める事が出来る点が異なると思います。
「わかって合格(うか)る」は講義動画もある点から、資格講座向けの教材を市販向けにカスタマイズして出版している形になろうかと思いますので、独学にプラスアルファを求めている方におすすめのシリーズとなります。
出る順宅建士シリーズ
特徴一覧
- 宅建対策本随一の情報量と網羅性を実現
- ケーススタディー形式の解説で疑問を解決
- 重要条文の掲載等、背景をしっかり理解出来る教材
- ハンディサイズ+スマホアプリ対応の肢問題集
- 資格講座の優れた教材で独学を
新年度版
旧年度版
出る順宅建士シリーズの概要
「出る順宅建士」大手資格学校LEC(東京リーガルマインド)が手掛けるシリーズ構成となっており、知識完全網羅型の大ボリュームとなっています。
「合格テキスト」は科目毎に3編に分冊されています。テキストはケーススタディー形式で進み「なぜ?」の疑問に対する答えが詳細に記載されいるため、初学者もじっくり取り組むことで理解できる編集となっています。
重要度表記、各所に散りばめられたポイント解説、冒頭の学習内容解説など資格対策本としての要件はしっかり満たしており、重要条文も記載されているため背景・根拠もしっかり把握する事が出来ます。
掲載や対応するウォーク問のページ番号も記載されているのでテキストと問題集の往復もし易い作りです。3編のテキストをしっかりこなす事で十分な知識量・試験情報量を得ることが出来ます。
「ウォーク問過去問題集」もテキストにあわせて3編に分冊されています。資格学校が傾向分析した重要過去問がB6サイズにギュッとまとめられているので、何度も繰り返しアウトプット出来ます。
「一問一答○×1000肢問題集」はハンディサイズ書籍かつスマホアプリも提供されているため、スキマ時間で知識の穴をどんどん埋める事が出来るすぐれものです。
「合格テキスト」と「過去問題集」はLECの宅建資格講座で活用されている教材となっていますので、合格率74.4%を誇る(2023年度)資格講座のクオリティの高い教材を、手軽に独学で活用出来るのが最大の魅力と言えるでしょう。
購入者の評判・口コミ 高評価
■合格テキスト 購入者
効率的インプットとかを求めるのではなく、出る範囲を網羅的に理解を深め、バイブルとして使いたい人向け。学習項目のどの部分が出題率が高いのか?最近の傾向はどのような出題仕方になっているのか?優先順位はどうなっているか?が手に取るようにわかります。また、それぞれケーススタディーを元に解説が進行していきますので、難しい法律の話でも具体的にイメージしやすいです。また権利関係を解くためには図を書く癖をつけるべきだと言われますが、それぞれの権利関係をすべて図で表してくれているので、図で法的権利関係を頭で整理する能力が身につきます。
■合格テキスト 購入者
LECのこのシリーズは評判どおりかなりの分量を分冊して詰め込んでいるので人によっては過剰さを感じて効率的かと疑問を持ちそうです。ただ、ケーススタディや関連する法についての解説などはやはり理解に役立つので分量は多くともきちんと理解してしまうと過剰さはさほど感じません。むしろ、ケーススタディを学ぶために数多くのテキストを参照したり問題集を解いてようやく理解する、というケースよりも効率的な場合すらあると思います。全テキストを通読するとさすがに大変ではありますが、細部は結構文字は大きく読みやすいように工夫されていたりして、このテキストがあう人は非常に勉強しやすいのではないかと思います。
■ウォーク問過去問題集 購入者
その書面は完全モノクロ刷りですが、構成は見開き状態の右側頁に問題を示し、その裏側となる左側頁に解答解説を併記してあります。従って「目隠しシート(厚紙)」や「赤シート」等の小道具さえ不要で、安易に反復学習が可能となっており、隙間時間活用に有効です。また、独学者向けの配慮として『過去問出題年度』や『4段階の重要度』の表記が添えられ、更に「合格者&不合格者の正解率」が、全ての問題に併記されていると言う、ある程度は山勘を貼って学習時間配分の効率化も図れそうな仕様です。
購入者の評判・口コミ 低評価
■合格テキスト 購入者
1教科ごとに深く掘り下げられているシリーズだが、合格にはそこまでの知識が必要あるかどうかは判断しがたい。他社がまとめて1冊としているのに比べると情報量は豊富。個人の判断次第だが、1冊ごとに学べる利点もあるので、どちらが良いと言い難い。
■合格テキスト 購入者
分かりやすく書かれていますが完全な初心者向けではありません。民法について多少知識がある事が前提で書かれています。
行政書士など法律の勉強をした事がある方ならすんなり取り組めると思います。もし民法の勉強をするなら行政書士のテキストの方が初心者にも分かりやすく丁寧に書かれています。
行政書士など法律の勉強をした事がある方ならすんなり取り組めると思います。もし民法の勉強をするなら行政書士のテキストの方が初心者にも分かりやすく丁寧に書かれています。
■ウォーク問過去問題集 購入者
右ページに問題、めくると答えが書かれているのでうっかり答えが目に入ってしまう誘惑はないが、答え合わせの時には問題と答えを行ったり来たりしなければならずちょっと面倒。左右見開きになっているほうが答えは照らし合わせやすいと思うので、見開きか別冊回答になっていればありがたいと思った。
出る順宅建士シリーズの総合評価
全編合わせると「ものすごい量・・・」と腰が引けるかと思いますが、それでも宅建試験対策シリーズとしてロングセラーの座を保っているのには、やはり確かな理由があると思います。
資格学校のテキストである事や「これでもか!」という程しっかした情報量を確保しており教材としての機能性も申し分ないため、目立った否定的な意見がないのも頷けます。本格派の受験生や経験者にもしっかり評価されているシリーズだと思います。
しっかり宅建と向き合って実力を付けるにはこれ以上優れたシリーズは他に無いと思いますので、地道な努力に応えてくれる正統派の宅建資格対策本だと思います。
ユーキャンの宅建士シリーズ
特徴一覧
- 長年の教材開発ノウハウが活かされた優れた教材
- 漫画で理解、イメージで理解出来る優れた入門書
- 宅建資格講座ライクなクオリティの高いテキスト
- 優れた分析力で情報をコンパクトに凝縮
- 出題傾向を熟知したテーマ別問題集
新年度版
書籍名称 | 書籍リンク | |
2025年版 ユーキャンの宅建士 超まんが入門 | ||
2025年版 ユーキャンの宅建士 きほんの教科書 | ||
2025年版 ユーキャンの宅建士 きほんの問題集 |
旧年度版
書籍名称 | 書籍リンク | |
2024年版 ユーキャンの宅建士 過去12年問題集 | ||
2024年版 ユーキャンの宅建士 これだけ! 一問一答集 |
ユーキャンの宅建士シリーズの概要
ご存知資格学習のユーキャンの宅建資格対策シリーズ本です。ユーキャンは宅建通信講座も開講しており、優れた合格実績を誇っています。
入門書である「まんが入門」は良くある漫画形式の解説本とは一線を画しています。登場人物や背景もしっかりしており、宅建試験に出題される事例を状況説明や背景含めて漫画でしっかり解説してくれます。続くメインテキストへの導線もしっかり張ってくれるため、優れた入門書となっています。
メインの「速習レッスン」は、重要度表記などのギミックもしっかりしており弱点が無く、行間も確保されているためスタイリッシュで非常に読み進めやすいです。長年資格対策本を手掛けてきたユーキャンならではの編集ノウハウだと言えるでしょう。
資格講座で提供されるテキスト教材と非常に近い編集となっているため、独学ながら資格講座に匹敵するクオリティの教材で勉強出来るのが強みと言えるでしょう。
「テーマ別問題集」は厳選した重要過去問題に加えて、ユーキャンの試験対策ノウハウが詰まったオリジナル問題を収録。最小限の問題演習でも確かな実力が身に付く構成となっています。
「まんが入門」及び「テーマ別問題集」からは「速習レッスン」へのリンクが張られており、シリーズ通しての関連性もしっかりしているため、入門から直前期までしっかりカバー出来る優れたシリーズだと思います。
購入者の評判・口コミ 高評価
■まんが入門 購入者
このテの「マンガ付き」てのは、マンガはただの添え物というか挿絵程度のものでしかなくて内容とは殆ど関係ないというのもの多いんだけど、この本はさにあらず。マンガがしっかり内容を説明していて、しかも読み物としてもなかなか面白い。さすがに、これ一冊で勉強はカンペキとはいかないけど「ふむふむ、こんな内容なのか」と理解の一番最初として使うには、これはナカナカの内容。勉強にしてもある程度の予習の有無は結果として雲泥の差になる。その「予習」として使うなら、これはベストに近い内容ではないかと。
■速習レッスン 購入者
最近のテキストにしてはイラストなどがあまりなくて、無駄がないというか、遊びがないというか、読む前は、やっぱり宅建士の勉強は大変なんだなあと思ってしまいました。でも、そこはユーキャンですね。通信教育のノウハウが生かされているようで、文章もわかりやすく、少ないながらイラストでの説明などがわかりやすく、頭に入ってきやすいと思いました。1冊だけ買うけど、どれにしようと言われたとき、勧めたくなる一冊ですね。2色刷なので自分でラインを引いたり、書き込みをしたりしたものが見やすく、かなり使い込めるテキストだなと思いました。
■テーマ別問題集 購入者
弱点を克服するのに最適な問題集です。各テーマごとに分類されており、しかもそのテーマ内でも更に細かく種類分けした問題が収録されていますので、類似問題が一つもなく網羅的問題集になっています。あと、過去問も含まれてはいますが、ほとんどがオリジナル問題で、過去問を解きすぎて過去問暗記症候群になっている人にとっては最高の刺激になります。その他、問題集としての工夫としては、見開き方式(見開きに問題と解答がある)で効率よく問題が解ける、難易度、重要度、正否チェック欄があります。解説が非常に詳細で知識のブラッシュアップに最適。
購入者の評判・口コミ 低評価
■まんが入門 購入者
あんまりマンガを読む習慣のない人には、回りくどくて余分な内容や設定に凝り過ぎてるところが、少々無駄に感じるかも。マンガを読み流すのか、文字の宅建に関連した部分を見につけるのか、少々戸惑う部分もあります。実際にこの本を手に取って、読む気になれる人ならいいのですが、合わない人には合わない可能性もあります。
■速習レッスン 購入者
必要なことだけに絞られているのか、その事柄の詳細に触れていない部分があり、そういう部分を疑問に思うとモヤモヤします。
試験に出ないであろうことは覚えなくて良い、だから記載しない、書いてあることだけ覚えたらいいということなのでしょう。それでいけるなら効率良いかもしれませんが、よく理解した上で覚えたいというと物足りなくなります。
試験に出ないであろうことは覚えなくて良い、だから記載しない、書いてあることだけ覚えたらいいということなのでしょう。それでいけるなら効率良いかもしれませんが、よく理解した上で覚えたいというと物足りなくなります。
■速習レッスン 購入者
分野別に学習が可能だが、書籍の分割はできない。ちょっと持ち歩いて学習するには向いていない構成である。内容は、一部図やイラストが挿入されているが、大半は解説文で章ごとの復習問題が掲載されたページはない。重要語句は赤文字表記されているため、別途赤色下敷きを用意すれば語句復習に使えるが、合格のためには過去問題集などを別途用意する必要がある。
ユーキャンの宅建士シリーズの総合評価
ユーキャンは出題傾向分析力に非常に優れているため、重要箇所の選別をさせたらおそらく右に出る者はいないと言って良いと思います。そのため、入門書含めて5編というコンパクトさを実現してるのは流石ユーキャンと言ったところでしょうか。
ただし、初学者の方がいきなりメインの「速習レッスン」からスタートした場合は、教科書的な編集も相まってややハードルが高くなってしまうかと思いますので、「まんが入門」で予備知識をつけてから先に進むのが効率的だと思います。
長年教材を制作し続けて来ただけあってムダが無く的確な編集となっており、万人受けする優れた資格対策本に仕上がっていると思います。
日建学院宅建士一発合格シリーズ
特徴一覧
- 初学者に嬉しい漫画でわかるスタートアップ教材
- 図・表・イラストが豊富なテキスト
- 資格学校が作った正統派の対策本シリーズ
新年度版
書籍名称 | 書籍リンク | |
これだけ! まんが宅建士 2025年度版 | ||
どこでも学ぶ宅建士 基本テキスト 2025年度版 | ||
どこでも学ぶ宅建士 テーマ別厳選過去問 2025年度版 | ||
どこでも学ぶ宅建士 年度別本試験問題集 2025年度版 |
旧年度版
書籍名称 | 書籍リンク | |
どこでも学ぶ宅建士 チャレンジ! 重要一問一答 2024年度版 | ||
これで合格! 宅建士直前予想模試 2024年度版 |
日建学院宅建士一発合格シリーズの概要
日建学院は宅建講座の情報を検索した事のある方でしたら一度は目にしたことはあると思います。建築、不動産に関する資格講座を開講し、資格講座は2,319名の合格者を輩出する(2022年度)信頼性の高い老舗の資格学校です。
「まんが宅建士」は漫画だけで学習する初学者向けの導入教材となっており、楽しみながら宅建試験の予備知識を得ることが出来るスグレモノとなっています。
メインのインプット教材である「どこでも学ぶ宅建士 基本テキスト」は、まんが宅建士のテイストを引き継いで豊富なイラストや図解で具体例を示した分かりやすい編集が特徴となっています。
「どこでも学ぶ宅建士 10年間の本試験問題」は、宅建士試験の過去問題・10年分を本試験と同形式で収録した、大ボリュームの問題集となっています。問題と解答・解説がそれぞれ取外し可能な2分冊構成で使い勝手も向上しています。
日建学院の宅建士一発合格シリーズは全くの初心者から経験者まで幅広くカバー出来るのが魅力です。
購入者の評判・口コミ 高評価
■これだけまんが宅建士 購入者
初学者には宅建試験の勉強を始まる前に一読しておくと 勉強に取りかかりやすい。まんがなので、さらっと楽しく読める楽しい内容です。もちろん、これだけで合格は無理ですがシリーズ3冊読んでおくと用語などすんなり頭に入ってきます。
■どこでも学ぶ宅建士基本テキスト 購入者
あまり書店では置いていない日建の宅建テキストですが中身はかなり良くできています。特に図・表・イラストが豊富で文章とのバランスが非常に良く判り易い
■宅建士どこでも過去問1権利関係編 購入者
同じシリーズの宅建の基本テキストを使って宅建の講義をしています。初心者向けで大変わかりやすいです。そのテキストに対応しているこの過去問を購入しました。少し解説が甘いところもありますが。いい本だと思います。
購入者の評判・口コミ 低評価
■これだけまんが宅建士 購入者
マンガに宅建の内容説明を追加した内容で3シリーズ全部読んでも1週間位で読めます。細かいところを理解するのでは無くて全体的な内容の把握に使用するのなら良いと思います。ただ、マンガに適用されている文言が唐突すぎていて著者は伝わるだろうと思って適用したのでしょうが文言の意図が良くわからないところがところどころありました。
■どこでも学ぶ宅建士基本テキスト 購入者
この本は適度に要点がまとめられているのと、猫のイラストで表現されていたりで良かったです。ただ分冊ができないことと電子版の取扱いもないので持ち運びには向きません。
■宅建士どこでも過去問1権利関係編 購入者
字も大きく、コントラストも良いので見やすく、サイズも小さいの持ち運びにべんりです。しかし、解答、解説が難解な表現なので、ネット上に掲載されている過去問の解説を参考にしないと理解に時間がかかります。
日建学院宅建士一発合格シリーズの総合評価
日建学院の宅建士一発合格シリーズは、情報量的にも問題ないと思いますし、資格学校が作った正統派の対策本と言った印象を受けます。受講料の高さで宅建学院の資格講座の受講を断念した方は、本シリーズで勉強するのも良いかと思います。
2021年シリーズからは、資格講座の教材のように細かく分かれるのではなく別冊だった問題集等が一元化されたりと構成がかなり変化しています。より独学者向けのシリーズ構成になったと言えるでしょう。
らくらく宅建塾シリーズ
特徴一覧
- 科目別に分冊されたマンガ入門書籍を完備
- 漫画と基本書の強力タッグで最後まで使える
- 通信講座の学習ノウハウを凝縮した歴史あるシリーズ
- 語呂合わせで覚えやすさに強みアリ
- ミリオンセラーの実績を誇る人気
新年度版
書籍名称 | 書籍リンク | |
2025年版 マンガ宅建塾 | ||
2025年版 らくらく宅建塾 [基本テキスト] | ||
2025年版 らくらく宅建塾 [基本問題集] |
旧年度版
書籍名称 | 書籍リンク | |
2024年版 まる覚え宅建塾 | ||
2024年版 宅建士問題集 過去問宅建塾1 権利関係 | 2024年版 宅建士問題集 過去問宅建塾2 宅建業法 | |
2024年版 宅建士問題集 過去問宅建塾3 法令上の制限その他の分野 | ||
2024年版 ズバ予想宅建塾 直前模試編 |
らくらく宅建塾シリーズの概要
らくらく宅建塾シリーズは、通信講座を手掛ける宅建学院の教育ノウハウが詰まった対策本です。過去ミリオンセラーを記録した事もある歴史のあるシリーズとなっており、今尚根強い人気を誇っています。
メインのインプット教材である「らくらく宅建塾」では、難解な用語を日常の言葉に置き換えたり、語呂合わせを駆使したりとわかりやすさ・覚えやすさの原点に立ち返った編集が特徴なので、記憶に残るテキストを求めている方におすすめです。
入門教材である「マンガ宅建塾」は、テーマに対して4コマ漫画で解説が行われます。基本テキスト「らくらく宅建塾」と対応しているため、イメージしづらい場所は「マンガ宅建塾」を見れば理解できるようになっていますので、2冊を往復すれば理解が深まると思います。
アウトプットとして「権利関係・宅建業法・法令上の制限その他の分野」の過去問集が用意されています。
購入者の評判・口コミ 高評価
■マンガ宅建塾 購入者
宅建士試験に短期間で臨むにあたり、時間が足りなくて参考書で最後のあたりが間に合わない事態を避けるために、一旦全領域を把握するために読みました。各章の具体的な事例を4コマ漫画で紹介しているので資格的にわかりやすく理解が早まりますし、1日30ページくらいは楽に読めるので、1週間くらいあれば読了できます。浅く広く知識を詰め込むには最適です。この1冊で合格は難しいと思いますが、宅建士試験の全容を押さえる意味では有効だと思います。これで専門用語をうろ覚えでも良いので記憶に留めておいてから、らくらく宅建塾を読み始めるとより深く学習できるのはないでしょうか。
■らくらく宅建塾 購入者
独学にて受験するため、購入しました。本屋にて同じ項目を見て比較したうえでの購入。平坦な言葉で書いていて、どこがポイントなのか非常に分かりやすいです。他のテキストはイラストや文字だらけというものが多い中、本書は文字もイラストも必要最小限なので勉強嫌いな私でも読み進めることができます。おすすめです。
■らくらく宅建塾 購入者
ガチガチのお堅い本ではなく、砕けた表現が多くて読んでいてもつまらなくない。初心者には大変ありがたい書き方です。ただ、その分内容が薄いので必ず過去問を解くことが必要な参考書です。過去問宅建塾と組み合わせて真価を発揮する参考書になっています。
購入者の評判・口コミ 低評価
■らくらく宅建塾 購入者
この本の特徴・良さは民法を独自の切り口で分かりやすく説明している点にあると思います。初学者が宅建試験の範囲の広範囲な民法を理解する上で、一助になるテキストです。しかし、メインのテキストには向かず、サブテキストの位置づけで利用すべきテキストだと感じました。特に都市計画法、建築基準法をはじめとする法令制限は内容的に不十分です。
■らくらく宅建塾 購入者
本文が砕けて重要なことがわかりにくい。絵とロゴ合わせも不要なものが多い。
らくらく宅建塾シリーズの総合評価
基本テキスト「らくらく宅建塾」はあまりイラストは用いられておらず、結構辞書的な編集になっています。初学者は基本テキストだけで理解するのはハードルが高いという意見も見受けられましたので、「マンガ宅建塾」と「らくらく宅建塾」は2冊あわせて真価を発揮すると思います。
背景や根拠からしっかり頭に叩き込んでおきたいという方には、語呂合わせや砕けた表現に拒否反応が出る可能性もあるのですが、このような古くから馴染みのある手法を前面に推し出した対策本は結構希少なので、それだけでシリーズを揃える価値はあるかと思います。
もらくらく宅建塾シリーズは「らくらく」の名に恥じないわかりやすさを独自の切り口で実現していると思いますので、他の出版社のシリーズが「似たりよったりだなあ・・・」とか「しっくりこない・・・」という方にはマッチする可能性が高いと思います。
宅建の勉強は何も独学だけじゃない
宅建試験対策本は各出版社が趣向を凝らして制作していますので、一昔前と違って学習効率は段違いにアップしていると思います。しかしながら、毎年シリーズを買い替えて何度もリトライしている方がいる事実もあります。
そのような方は、もしかしたら「独学」というスタイルがあっていない可能性もあると思います。宅建試験対策は、独学以外にも資格講座と言う選択肢がありますので、一度目を検討してみる事をおすすめ致します。
資格講座には基本的に講義の手引きがありますので、独学を遥かに上回る学習効果が見込める点が独学と大きく異なります。更にオンライン学習システムが活用できたり、各種サポート制度が備わっていたりもします。
一概に資格講座が優れているとは言い切れませんが、独学では手に入らない様々な恩恵があるのも事実です。以下の記事では、独学・通信・通学の各学習スタイルを比較しておりますので、ご一読の上是非自分にあった学習方法を見極めて頂きたいと思います。
資格講座には講義や高い合格率といった魅力がありますが、「かなり高額」と言ったイメージはあるかと思います。通学タイプの講座は確かに昔から高額だったのでそのイメージがあるのは致し方ないと思います。
しかし、近年は通信講座の登場によって安価に受講できる資格講座も増えており、割引制度やキャンペーンを駆使すればかなり安価に受講出来るとても良い時代になりました。
以下の記事では安価な受講料を実現している宅建講座と、最新の割引・キャンペーン情報をまとめていますので一度検討してみては如何でしょうか。