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宅建講座選びで絶対外せないポイント、良質講座を受講する5つのコツ
宅建試験対策を資格講座でご検討中の皆様、「どの様なポイントで資格講座を見定めれば良いのか?」の基準は定まっていますか?
資格学校の公式ホームページとか見てると、いろんなメリットが描かれてるから目移りしてこんがらがって来るんだよね。最終的に有名だから良いや!ってなっちゃうけど、これって危ない傾向なんだろうね・・・。
基準を疎かにしてしまうと・・・「低品質な講座を高額で購入して大失敗!」なんて事態もありえます。本記事ではより良い講座を低価格で受講するために絶対押さえておきたいコツを、5つに分けてご紹介したいと思います。
より良い講座を選ぶための5つのコツ
- 資格学校の運営方法と受講料の関連性を知る
- 教材(テキスト・問題集)の品質を見極める
- 講義動画の品質を見極める
- 適切な講座のカリキュラムを選ぶ
- 必要なサポートの質と種類を見極める
この記事の目次
①意外と知らない!?資格学校の運営方法と受講料の関連性を知る
受講料は運営方法によって差が出る
資格学校の運営には様々なコストが掛かっており、資格学校の運営方法によって講座の受講料に大きな影響を及ぼしています。
資格学校は「①通学講座」「②通信講座」「③通学+通信」の3つの運営方法に分類出来ます。それぞれの運営方法ごとに、掛かるコストを小~大で分類すると以下の通りとなります。
掛かるコストの種類 | 運営スタイル | ||
①通学講座 | ②通信講座 | ③通学+通信 | |
1.事務所・教室等の維持費 | 中 | 小 | 大 |
2.講師・スタッフの人件費 | 中 | 小 | 大 |
3.CM・広告などの宣伝費用 | 中 | 中 | 大 |
「①通学講座」では、教室を交通の便が良い場所に構える必要があるため、校舎の維持に大きな費用が掛かっている事は想像に易いと思います。更に教室毎に専任の講師が必要なため人件費も莫大なものとなります。
通学講座専門の資格学校は、投資に対する十分なリターンを確保するには「如何にして教室を満杯にするか?」がポイントになります。
通学講座を運営する資格学校は運営歴が長いため、知名度・口コミによる集客力はあると言えるのですが、校舎に近いエリアの受講生のパイの奪い合いは相当激しいと予想出来ます。
競合する資格学校に打ち勝つための公告・宣伝費用は自ずと膨れ上がっていると言えるでしょう。
「②通信講座」は、講義動画撮影のためのスタジオと教材開発や運営拠点となる事務所があれば良いため、校舎(教室)の維持費をカット出来ます。更に、講師・スタッフも少人数で済みますので人件費も大幅に抑制可能です。
オンラインで講義を受講出来る通信講座では、インターネットとの親和性を活かしてネット公告が主体となっています。ネット広告は価格が安いため、宣伝費用も抑制可能と言えます。
「③通学+通信」は、元々通学講座を手掛けていた大手資格学校が通信講座も開講している運営方法です。この場合、単純な足し算ですから、維持費・人件費・宣伝費共に大きいと言えるでしょう。
人によっては通学講座のメリットが大きい人もいると思いますが、少なくとも運営方法と受講料で見ると「②通信講座」が最も受講料を抑える事が出来ると言えます。
受講料に見合った品質なのか?投資の観点で考える
先程の運営方法と受講料の関係性はわかりやすい比較なので、想像しやすいと思います。ここでは「投資」の観点でもう少し突っ込んだ観点で2点程お話します。
1つめは資格講座に必ず付いている「学習システムの導入・維持費」です。学習システムは、導入初期段階の投資は大きいですが、長い目で見ると「人員削減・効率化・ペーパーレス・情報の更新性」など様々なメリットがあります。
「②通信講座」では学習システムを導入している所が多く、長い目で見ると受講料の低価格化に寄与していると言えます。テキスト・問題集等を学習システムにパッケージングしてペーパーレスで提供している所も多く、そういう通信講座の受講料は目に見えて安価です。
2つめは資格学校としては最も投資を厚くしたい「教材開発費(テキスト・問題集・講義動画等)」です。教材は資格講座の心臓部なので可能な限りクオリティの高いものを提供したいはずですが、「維持費・人件費・宣伝費」が大きいとその分教材開発への投資が絞られる事に繋がります。
その点では「維持費・人件費・宣伝費」の3つを抑える事が出来る「②通信講座」が断然有利と言えます。安価な受講料で教材の品質が高いものが多いのは、教材開発への潤沢な投資の賜物と分析する事が出来ます。
ただし、全ての通信講座がこのように上手く回っている訳ではなく、低価格でクオリティも低い(安かろう悪かろう)という講座も見られます。これは講座同士を比較すれば目に見えて違いがわかると思います。
以下の記事では「通学・通信」に「独学」を加えた3つの勉強方法について受講料だけでなく向き不向きも観点に加えて解説していますので、是非ご一読頂ければと思います。
②教材(テキスト・問題集)の品質を見極める
宅建は法律の勉強と言っても良いですから、条文・法文の解説のセンスが最も問われると思います。これらをわかりやすく解説するための「図・イラスト・表」は初学者が最も重視するべきポイントとなります。
以下のポイントを満たした教材は、品質が高いと判断出来ると思います。
高品質な教材の特徴
- 初学者向けに効果的に「図・イラスト・表」が用いられている事
- 法改正に対応した教材である事が必須
- 長時間(長期間)学習に馴染むフォントを使用している事
- 適度な行間が確保されている事
- カラー刷りである事が望ましい
- 確認問題にすぐに取り組む事が出来る構成である事
逆に、下記のような特徴が垣間見える教材は低品質と言えます。最新の教材を入手していればほぼ間違い無いと思いますが、特に法改正への対応が不十分は宅建試験対策としてはかなり致命的な弱点と言えます。
「テキストの章立てが付属の講義動画と一致していない、あるいは内容が足りない」点は、たまにありますので資格講座の教材をチェックしておきましょう。
低品質な教材の特徴
- 法改正に追従できていない
- イラスト多様で豪華だが無駄が多い
- テキストの章立てが付属の講義動画と一致していない、あるいは内容が足りない
- テキストと問題集の対応が図れていない
- 学習に必要な教材が講座で完結しておらず別途購入が必要である
資格講座で使用する教材は、独学向けの市販教材をそのまま利用するケースとオリジナルの教材を利用するケースがあります。市販教材はお近くの書店や直販サイトで内容をチェックしやすいですが、オリジナルの教材は公式ホームページや資料請求で内容をチェックする必要があります。
今まで資格講座を活用した事が無い方は「資格講座オリジナルの教材ってどんなのだろう・・・」という方も多いと思いますが、最近の通信講座はWEBテキスト化されたサンプルを結構手軽に見る事が出来る様になっているので、一度ご覧になる事をおすすめします。
教材(テキスト・問題集)については以下の記事で詳しく特集しています。テキスト選びにつきまとう疑問を解決出来ると思いますので、是非ご一読頂ければと思います。
③講義動画の品質を見極める
宅建の勉強を進めると「何回読んでも理解出来ない、覚えられない」という箇所はかなりの数出てくると思います。これは法律系の資格学習では避けて通れない壁だと思います。
しかし、テキストでは理解出来なかった部分が、解説講義を聞けば「あっさり」というケースは珍しい事ではありません。解説講義は理解を助けるだけでなく、正解に至る迄の道筋を分かりやすく手引きする資格講座が持つ強力な武器の1つです。
通信講座には講義を収録した講義動画が付いて来ますが、講座によって品質に差があります。そのため、以下のような特徴を持つ講義動画を選ぶと良いでしょう。
高品質な講義動画の特徴
- 映像品質・音声品質の優れた動画であること
- マルチデバイス(PC・スマホ・タブレット)視聴に対応していること
- 1回の講義が10・30・60分などきりの良い時間で区切られていること
- 講師が受講生に語りかけるマンツーマンに近い形式の講義であること
- テロップや吹き出しなどの映像編集が効果的に使われていること
まず、映像・音声品質についてですが通信講座では専用スタジオの収録が多いのでそこまで酷い物はありませんが、スマホでの視聴を考えた場合は文字が潰れていないか程度は最低チェックしておくべきでしょう。
スマホでのスキマ時間活用の観点から、マルチデバイス対応と講義時間が短く区切られている点は必須かと思います。講義の垂れ流しではなくしっかり編集を行っている動画は、記憶の定着に有利ですから積極的に選んで良いと思います。
上記で述べた特徴は講義動画の見栄えや使い勝手に関連する事項となりますが、大切なのはやはり優れた講師を起用しているかどうかだと思います。
優秀な講師はストレスフリーで視聴出来、試験対策だけでなく現場の話やエピソードもキッチリ交えてくれますので、共感できる講義をしてくれると思います。優秀な講師を見極めるポイントは以下のとおりです。
優秀な講師の特徴
- 不動産・金融業界などの実務経験を持った講師
- 講演・セミナー経験等プレゼンの現場経験が豊富な講師
- エピソード・実務の話をしっかり交えてくれる講師
- 資格学校で長年教鞭を取っていた経験豊富な講師
- 受講生に情報を噛み砕く「間」を入れてくる講師
現場(実務)経験が豊富な講師を起用しているにもかかわらず「どうにも教え方が下手」という方は結構多いので注意が必要です。これは、業界経験が豊富でも「講師」としての経験不足に起因しています。
講師の経験としては、講演・セミナー経験等プレゼンの現場経験の数をこなしている方か、資格学校で長年講師を勤めていた方を選ぶのが良いと思います。セミナー経験の豊富な方は、人前で話すスキルに長けた方が多いので講義も上手い講師が多いと思います。
講師は「現場経験+講師経験」の2つを併せ持った方が理想ですから、過去の経歴のチェックは必須と言って良いでしょう。講座を担当する講師のエピソードは、公式ホームページに記載されている事が多いので、チェックしてみましょう。
以下の記事では講義動画を選ぶコツと、優秀な講師とそうでない講師を見極める方法を、管理人の経験から突っ込んで解説していますので、参考にして頂きたいと思います。
④適切なカリキュラムを選ぶ
自分のレベルにあったカリキュラム(コース)を選ぶ事は重要です。ここを外してしまうとついて行けず、途中で諦めてしまう結果を招いてしまいかねません。
宅建の学習経験がない初学者の方は「宅建士とは何か?」を解説して、宅建試験の概要を説明する導入講座から、直前期対策・模擬試験までオールインワンでカバーしてくれるカリキュラムの講座を選ぶべきだと思います。
「初学者向け」と記載はされていても、講座によっては模擬試験が含まれていなかったり、あるいは過去問などが別途購入が必要だったり様々ですから、購入前のカリキュラムのチェックは必須です。
初学者(初心者)の方向けのカリキュラムとして、最低限のものを以下にのラインナップしています。受講を検討している講座がある場合は、これらがカリキュラムに含まれているかどうかで、充足度をチェックしましょう。
初学者(初心者)向けの最低限のカリキュラム
- 宅建士と業界の仕事を解説する導入講義
- 試験の出題内容・科目・近年の傾向の解説を行う導入講義
- 学習計画立案及び、効率的な学習の進め方の指導パート
- テキスト・講義動画解説による基礎講座
- 基礎講座に対応する確認問題を実施して学んだ知識の確認を実施
- 解答力を鍛える問題集を使った集中答練講座
- 過去問題の実施と解説講義
- 本番前の実力チェック用の模擬試験
- 試験直前期の集中講義・対策
- 法改正部分の集中講義や対策セミナーの実施
上記のカリキュラムは、初学者向けのフルスペックの講座を選んでおけば大体充足出来ていると思いますが、低価格帯の講座ですと一部カットされていたりもしますのでこの点はしっかりチェックスべきだと思います。
上記はあくまで初学者向けとなりますので、学習経験者や受験経験者の方にとっては過剰となります。宅建講座には経験者向けのカリキュラムもあり、例えば問題演習のみを集中的に実施したい方や、法改正部分だけを対策したいと言った要件にも対応出来ます。
経験者向けのカリキュラムは初学者向けより絞られているので、受講料も安く抑える事が可能です。
⑤必要なサポートの質と種類を見極める
資格講座には必ず何かしらのサポート制度は備わっています。サポート重視で資格講座を選んでいる方は、資格講座を選ぶ時に目移りしてしまって「あれもこれも欲しい!」となってしまいがちだと思います。
豊富すぎるサポートは受講料の高額化にも繋がりますし、使い切れないものは無駄となってしまいます。宅建の対策講座として「最低限必要なサポートは何か?」の観点で重要度順にランク付けしてみました。
■法改正サポート | 重要度: |
宅建は法律を扱う国家資格であり、出題科目も「民法・宅地建物取引業法・不動産登記法」など◯◯法と名の付くものが大半です。法改正があると試験内容にダイレクトに響いて来ます。
法改正がどのように影響があって、どの様な問題が予想されるのかを個人で考えるのは限界があります。この点を資格講座のプロの目線で対策してくれるのが、法改正サポートの強みです。 法改正の規模や資格講座によって、メール・冊子・SNS・解説動画、あるいは大々的なセミナーなど法改正の厚みには差があります。法改正部分は出題として狙われやすいため、例年どの様な法改正対応を実施しているのかチェックしておく事が重要です。 |
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■質問回答サポート | 重要度: |
勉強してゆく上で出てきた疑問・不明点に講師や専属スタッフが回答してくれるサポートです。宅建の勉強がはじめての方、法律の勉強の経験が無い方は活用するシーンが多いと思います。 質問回答サポートには以下のような質問形式があります。電話・チャット・Skypeは大手の資格学校が備えている事が多いですが、そこまでの即応性は必要ないと思います。e-mailが質疑応答の内容も手元に残りますので一番無難だと思います。
質問回答サポートでは回数制限が敷かれている所も多いですが、教材や講義動画の手引があればそこまで多用するものでもありませんので、回数制限があったとしても10回程度あれば十分かと思います。 質問回答サポートは殆どの資格講座で完備していますが、資格講座によっては無い所もありますので事前に問い合わせ&チェックしておきましょう。 |
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■欠席時のサポート | 重要度: |
「通学講座」を受講中の方が講義を欠席してしまった時に、後で何らかの形で講義を受講できるようにするためのサポートです。通学は日程・時間が決まっていますので、残業や病欠と言った懸念はつきまといますから、必須のサポートと言えます。
「別日の講義に振替」「別の校舎に振替」「講義を録画したDVDを視聴」「オンラインで講義を視聴」など方法は様々ですが、通ほぼ100%完備されていると言って良いでしょう。ただし、制約がある場合が多いので予め条件をチェックしておきましょう。 |
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■スクーリング聴講制度 | 重要度: |
スクーリング聴講制度とは、通信講座の受講生が通学講座の受講生に混じって講義を受講出来る制度です。普段独学している通信講座の受講生は、他の受講生と一緒に緊張感のある講義を受ける事が大変良い刺激となります。
通信講座の受講生は基本的には独学主体の勉強方法となりますから、長期間の学習に伴うモチベーションの低下が問題となります。モチベーションを回復させる手段として、スクーリング聴講制度は大変有効です。 通学講義の張り詰めた雰囲気は、本試験の予行演習としても最適です。 |
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■学習システム | 重要度: |
最近の学習システムは、PC・スマホ・タブレットを問わず活用出来るので、時間や場所を問わず資格学習が出来る点で非常に有利です。効率的な時間の活用を第一に考えている方にとっては大変重要だと思います。
ただし「学習システム」と言っても講義を視聴できるだけの単純なものから、テキスト・問題集・進捗管理など講座の全てをパッケージングしたものまで結構差があるのが実情です。 学習システムは無料でお試し出来る資格講座が多いので、自分が求めている操作性や機能性を充足しているのかどうか、実際に操作して確かめておく事が重要です。 |
お示ししたサポート以外にも多種多様なサポート制度が存在していますが、「ここだけは外せない」と考えるサポートを3つ程度に絞って探すと資格講座が絞り込みやすいと思います。
資格講座のサポートの種類や内容については以下の記事で詳しく解説していますので、「自分に取って必要なサポートは何か?」でお悩みの方は参考にして頂ければと思います。
宅建資格講座選びで絶対外せないポイントまとめ
資格講座を単独で見ていても良し悪しは判断出来ませんので、資格講座同士を比較する事は大切です。しかし、闇雲に比較していても混乱するだけなので、まずは今回お示しした5つのコツで比較するとスッキリしやすいと思います。
膨大な公式ホームページの情報や分厚い請求資料でも、比較検討する基準が明確化していると分析しやすいと思いますので、是非実践して頂いてより良い講座をチョイスして頂きたいと思います。
もしも「比べてみたけどどっちも良いなあ・・・」という結果になってしまった場合は、受講料が決め手の一つになるかと思いますので、以下の割引・キャンペーンの情報も併せてチェックしてみて下さい。