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宅建合格に必要な勉強時間(学習期間)、いつから始めれば間に合う?【宅建の勉強時間徹底攻略】

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宅建合格に必要な勉強時間(学習期間)

宅建試験へのチャレンジを心に決めた方が、まず着手すべきは学習計画(スケジュール)の立案かと思います。そこで問題になるのは「合格に必要な勉強時間は?」「いつから勉強を始めれば間に合うの?」という事かと思います。

宅建合格までの学習時間は、ネットや様々なブログなどの情報を見てみると大体「200~300時間」位の幅で提示されている事が多いと思います。しかし、この数値は万人に共通するものではありませんし、個人差はあるものです。

本記事では、あなたの立場にあわせた適切な学習時間や、開始時期をご提案致しますので、是非学習計画立案の参考にして頂ければと思います。

当サイトでは以下のような計算式に基づいて、妥当性・具体性のある結果を試算します。計算には様々な情報を収集する必要がありますが、「暇?」な管理人が「サクッ!」とやっておきますので、皆さんは結果を見て頂ければと思います。

当サイト流、勉強開始時期の計算メソッド
フェーズ1 [①合格に必要な勉強時間] ÷ [②1日に確保出来る勉強時間] = [③勉強期間(◯ヶ月)]
フェーズ2 [④宅建の試験日] – [③勉強期間(◯ヶ月)] = [⑤勉強開始時期]

宅建の合格に300時間が必要と仮定して、1日に確保できる勉強時間が3時間としましょう。するとフェーズ1の計算式は、[①300時間] ÷ [②3時間/日] = [③100日 ≒ 約3.3ヶ月] となります。

宅建の試験日は10月18日(※2020年)なので、フェーズ2の計算式は [④2020年10月18日] – [③100日] = [⑤2020年07月10日] となりますので、7月上旬に勉強を始めれば、試験に間に合う事になります。

ご覧の通り計算方法は至極単純です。最終的に知りたい情報は [③勉強期間(◯ヶ月)] 及び [⑤勉強開始時期] となる訳ですが、①~⑤までの算出根拠を順を追って解説してゆきますので、是非最後までお付き合い頂ければと思います。「さっさと結果を教えやがれ!」という方は こちら でワープして最終結果をご確認下さい。

[①合格に必要な勉強時間]の根拠として最適な情報とは?

合格に必要な勉強時間の根拠

最初に [①合格に必要な勉強時間] を求めたいのですが、一般論で「300時間ぐらいで」というのではあまりにも芸がありませんし、少々根拠に乏しいと思います。そこで、受験指導のプロである資格学校の設定している学習期間に着目します。

資格学校は過去の膨大な数の受験者の情報を持っており、宅建試験は1958年が最初なのでこれまでの相当な情報量を蓄えていると言えるでしょう。資格学校はビジネスなので収益性の面から受講生の回転率も考慮して、最も合格者が出る丁度良い学習期間を設定としていると考えます。

学習期間は講座の学習カリキュラムから導き出してもよいのですが、より信頼性を上げるために「教育訓練給付」の情報を採用したいと思います。

教育訓練給付制度とは?

教育訓練給付制度の概要
働く人の主体的な能力開発の取組みを支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度のひとつです。

一定の条件を満たす雇用保険の被保険者(在職者)又は被保険者であった方(離職者)が厚生労働大臣の指定を受けている講座を受講し修了した場合、本人が教育訓練施設に支払った教育訓練経費の一定割合に相当する額をハローワークから支給します。

本制度は「厚生労働省」所管の制度であり、教育訓練給付制度の指定講座となるには条件・審査があり、合格率など一定の効果が見込まれる事が条件となっています。そのめ、指定を受けている講座は優秀とみなす事が出来ます。

上記の通り受講料の一部が返ってくるため受講者にとって非常にありがたい制度です。宅地建物取引士の資格講座は「一般教育訓練給付」にカテゴライズされ、20%給付の「一般」と40%給付の「特定」の指定を受けている講座が数多く存在しています。

一定の水準を満たしていること、情報開示の義務があること、一定の効果が見込まれる講座であることなど、公開されている情報は信頼性が高いので学習期間の根拠として採用する事にしています。

続けて指定講座の情報を整理してゆきます。

学習方法別の学習期間のまとめ

宅建の資格講座の情報を学習タイプ別にまとめています。記載の情報は2019年のもので(※一部資格学校を除く)、全国に拠点を構える資格学校については1つに集約して記載しております。

通学タイプの学習期間一覧
資格学校名 開設講座の数 平均受講期間
LEC東京リーガルマインド 8 7.25ヶ月
TOP宅建学院 2 10.50ヶ月
U-CAL 2 8.00ヶ月
イング・ライセンスアカデミー 1 6.00ヶ月
プランニングゼミナール 1 9.00ヶ月
みとみ学園ライセンスアカデミー 1 8.00ヶ月
リーガル学院 1 7.00ヶ月
九州不動産専門学院 1 6.00ヶ月
四天王寺大学・四天王寺大学短期大学部 1 6.00ヶ月
資格スクール大栄 5 8.20ヶ月
資格の学校TAC 12 7.17ヶ月
資格の大原 3 7.33ヶ月
仙台大原ライセンススクール 2 8.00ヶ月
全日本不動産学院 1 6.00ヶ月
総合資格学院 1 6.00ヶ月
大阪労働者福祉財団 1 4.00ヶ月
宅建ゼミナール 2 6.00ヶ月
拓明館 1 7.00ヶ月
中部会計専門学院 1 9.00ヶ月
日建学院 6 4.50ヶ月
日本不動産学院大阪 1 6.00ヶ月
姫路宅建ゼミ 1 8.00ヶ月
福島不動産事業協同組合 1 7.00ヶ月
大原専門学校 51 6.65ヶ月
総計 107 6.85ヶ月
通信・e-Learningタイプの学習期間一覧
資格学校名 開設講座の数 平均受講期間
LEC東京リーガルマインド 5 8.00ヶ月
Livoo! 1 3.00ヶ月
TAC/Wセミナー 1 6.00ヶ月
TAC/Wセミナー 4 7.75ヶ月
エム・アイ・シー医学情報センター 1 6.00ヶ月
クレアールアカデミー 1 8.00ヶ月
ナルミナス・キャリア 3 6.00ヶ月
ユーキャン 2 4.50ヶ月
株式会社フォーサイト 2 6.00ヶ月
九州不動産専門学院 1 6.00ヶ月
四谷学院通信講座 1 6.00ヶ月
大原通信教育本部 7 7.00ヶ月
宅建学院 1 8.00ヶ月
日建学院 2 7.00ヶ月
総計 32 6.75ヶ月

上記の「平均受講期間」が学習期間に相当します。通信・e-Learningタイプの方が受講期間は短めに出るかなと思っていたのですが、大きな違いは見られませんね。6ヶ月~7ヶ月の期間設定が多く、長いもので10ヶ月という講座もありました。

■学習期間まとめ
学習タイプ 学習期間
通学タイプの学習期間 6.85ヶ月
通信・e-Learningタイプの学習期間 6.75ヶ月
全体平均 6.79ヶ月

宅建の指定講座の全体平均は6.79ヶ月という結果が導き出されました。この値をベースにして [①合格に必要な勉強時間] の計算に入ってゆきます。

[①合格に必要な勉強時間] を導き出す

宅建合格に必要な勉強時間を計算する

学習期間6.79ヶ月という値は、学習期間(◯ヶ月)を示しているに過ぎません。「1日1分でも良いのか?」という話になってしまいますので、1日の学習時間の想定を加味する必要があります。

多くの資格学校が推奨する学習時間は1日平均3時間というものです、資格講座の講義は1コマ2.5時間となっていますので、軽く復習を行うとして3時間というのは妥当な数値だと思います。

また、資格学校の自習室のコマ割りも以下の通りだいたい3時間程度で区切られています。平日帰宅してからの確保出来る勉強時間は、頑張っても3時間程度が限界だと思いますので、3時間というのは現実的な数値だと思います。

■資格の学校TACのビデオブース講座受講時間割
No. 時間帯
1 9:30~12:30
2 12:30~15:30
3 15:30~18:30
4 18:30~21:30

6.79ヶ月に3時間を掛け算すれば [①合格に必要な勉強時間] を計算する事が出来る訳ですが、土日は抜いて計算します。これは平日にしっかり勉強時間を確保できていれば、土日は休む事が可能と言う経験上の自論に基づいています。

この部分だけは管理人の主観が入っていますのでご容赦願いたいですが、やはりメリハリが無いと数ヶ月に渡る学習の継続は困難だと思いますし、途中で諦めてしまっては意味がありませんからね。

①合格に必要な勉強時間の計算(土日抜き)
計算式 学習時間
6.79ヶ月 × 22日 × 3時間/日 448時間

土日を抜くという比較的ゆとりある見積りをしても一般論である「200~300時間」を大幅に上回る結果が出ました。「これってやりすぎなんじゃ・・・?」と思われるかも知れませんが、興味深いデータをご提示しておきます。

■指定講座の学習タイプ別の合格率
学習タイプ 受験者数 合格者数 合格率
通学 7,123人 2,739人 38.5%
通信・e-Learning 2,516人 1,274人 50.6%

上記は指定講座の学習タイプ別の全体平均(2019年)を示しています。宅建試験の合格率は15%程度なので、これを大きく上回る数値を実現している事がわかります。

端的に資格講座のスペックの高さによる所もあると思いますが、潤沢な学習時間を確保する事が高い合格率に影響を与えていると考えます。そのため試算結果である、400時間オーバーという学習時間は、決して誇張ではないと言えます。

しかし、448時間という数値は、初学者の方にとってはやや不足していると考えられます。逆に、学習経験者にとっては過剰といえますので、更に重み付けによる調整を加えます。

[①合格に必要な勉強時間] に重み付けを行う

勉強時間の重み付け

学習レベルを以下の3つのゾーンに大別して学習時間に対して重み付けの数値を掛け算してやる事で、初学者の方は安全側へ、上級者の方は過剰な学習時間を削る方向へ調整を加えます。

■学習レベルと重み付けのルール
学習レベル 対象者 重み付け(係数)
初学者 宅建の学習経験が全く無い初学者の方、法律系資格の学習経験が全く無い方。 × 1.2
中級者 宅建の学習経験者、業界関係者であるが資格学習経験の乏しい方、法律系専門学校・大学の卒業者。 × 1.0
上級者 他法律系上位士業資格保持者(司法書士・行政書士・不動産鑑定士など) × 0.8

宅建試験は受験者の内「不動産業・金融業・建設業」の業界人の割合が60%程度を占めています。指定講座の「学習期間 – 講座数」の分布を見ると、以下の通り6.79ヶ月という平均学習期間は、中級者レベルに位置すると分析できます。

宅地建物取引士の資格講座の学習期間の分布グラフ

それでは実際に重み付けを掛け算してみましょう。

■重み付けの調整結果
学習レベル 計算式 ①合格に必要な勉強時間
初学者 448時間 × 1.2 538時間
中級者 448時間 × 1.0 448時間
上級者 448時間 × 0.8 358時間

合格に必要な勉強時間は? [③勉強期間(◯ヶ月)] を導き出す

勉強期間を計算する

ここまでお付き合い頂いた方、大変お疲れさまでした。学習レベル別の [①合格に必要な勉強時間] を導き出す事が出来ましたので、以下の計算式で [③勉強期間(◯ヶ月)] を計算する事が出来ます。

当サイト流、勉強開始時期の計算メソッド
フェーズ1 [①合格に必要な勉強時間] ÷ [②1日に確保出来る勉強時間] = [③勉強期間(◯ヶ月)]

学習レベル別に1日の勉強時間を1~3時間と変化させた結果は以下の通りです。土日祝を抜いた想定として1ヶ月に勉強する日数は、20日として計算しております。「もっと勉強出来るぞ!」という方は計算式を調整してみてくださいね。

■学習レベル別・1日の勉強時間別の勉強期間
学習レベル 1日の勉強時間 計算式 ③勉強期間(◯ヶ月)
初学者 1時間 538時間 ÷ (1時間/日 × 20日) 26.9ヶ月
2時間 538時間 ÷ (2時間/日 × 20日) 13.5ヶ月
3時間 538時間 ÷ (3時間/日 × 20日) 9.0ヶ月
中級者 1時間 448時間 ÷ (1時間/日 × 20日) 22.4ヶ月
2時間 448時間 ÷ (2時間/日 × 20日) 11.2ヶ月
3時間 448時間 ÷ (3時間/日 × 20日) 7.5ヶ月
上級者 1時間 358時間 ÷ (1時間/日 × 20日) 17.9ヶ月
2時間 358時間 ÷ (2時間/日 × 20日) 9.0ヶ月
3時間 358時間 ÷ (3時間/日 × 20日) 6.0ヶ月

ご覧の通り1日1時間程度の勉強時間ですと、初学者レベルの方は2年以上掛かってしまう事になりますのでちょっと現実的ではありませんね。少なくとも2時間以上は確保するのがベターと言えそうです。

時間を掛けてじっくり勉強したいという方もいらっしゃると思いますが、長期化には2つのリスクが伴います。1つは長期化に伴うモチベーションの低下と学習スケジュール管理の難しさで、もう1つは法改正です。

特に法改正は、毎日少しずつ勉強して来た内容がガラッと変わってしまうため、規模によってはもう一度同じ科目を勉強し直さなければならないと言う事態に陥るリスクがあります。

宅建試験は試験実施年度の4月1日時点で施行されている法令に基づいて出題されますので、あまり長期に渡る学習期間はリスクになると言えるでしょう。目指すべきは平日3時間の学習時間ですが、連休などを使って上手く勉強時間を確保する必要があります。

いつから勉強を始めれば間に合う? [⑤勉強開始時期] を導き出す

勉強開始時期を計算する

試験日から逆算して [⑤勉強開始時期] を計算してみましょう、計算式は以下の通りです。

当サイト流、勉強開始時期の計算メソッド
フェーズ2 [④宅建の試験日] – [③勉強期間(◯ヶ月)] = [⑤勉強開始時期]

宅建試験の試験日は、例年10月第3日曜日に行われる年1発勝負の試験となっています。例として2020年の試験日をターゲットとした場合に、いつから勉強を始めれば間に合うのかを整理します。

■試験日:2020/10/18(日)
学習レベル 1日の勉強時間 計算式 ⑤勉強開始時期
初学者 1時間 2020/10/18 – 26.9ヶ月 2018/08/03
2時間 2020/10/18 – 13.5ヶ月 2019/09/10
3時間 2020/10/18 – 9.0ヶ月 2020/01/23
中級者 1時間 2020/10/18 – 22.4ヶ月 2018/12/16
2時間 2020/10/18 – 11.2ヶ月 2019/11/17
3時間 2020/10/18 – 7.5ヶ月 2020/03/08
上級者 1時間 2020/10/18 – 17.9ヶ月 2019/04/30
2時間 2020/10/18 – 9.0ヶ月 2020/01/23
3時間 2020/10/18 – 6.0ヶ月 2020/04/22

宅建合格に必要な勉強時間と開始時期まとめ

宅建合格に必要な勉強時間と開始時期まとめ

感覚的に学習期間は長くても6ヶ月位で、勉強時間は多くても400時間位かなあ・・・と思っていたのですが、それを上回る試算結果となりました。

今回、ガチンコ(本気)で勉強すれば合格率が上昇するという思わぬ傾向も見えましたので、合格率15%という数値に惑わされずしっかりとした勉強時間を是非確保して頂ければと思います。

宅建の合格率については、以下の記事で詳しく述べていますので是非ご一読頂ければと思います。

宅建試験は15%の狭き門?合格率が低い理由に迫る!【難易度の現実(リアル)徹底追及】

学習期間を明確化出来れば「何月頃までにこの科目を終わらせる」「過去問はこの時期から取り組む」と言ったスケジュールを具体的に立てる事が出来ます。スケジュールをしっかり立てておく事は、メリハリを付けて勉強を継続するための秘訣だと思います。

宅建は短期で簡単に合格出来る部類の試験ではなく、数ヶ月を要する学習期間が必要となりますので。初期の学習スケジュールの立案も大切ですが、途中途中の進捗管理は大変重要となります。

ただ「遅れているのか?」「進んでいるのか?」の状況判断を随時行う余裕はあまり無いと思いますので、気がついた頃には軌道修正出来ない程遅れてしまっていて、取り返しがつかないなんて事も起こりえます。

こうなってしまうと「途中離脱」すなわち諦めてしまう確率が急上昇します。資格講座はカリキュラムに沿って学習を進めますし、適宜実力チェック等も入りますので、この辺の心配はあまり無いのでおすすめしておきます。

しかし「スクールに通うのはちょっとなあ・・・」という方も多いと思います。当サイトでは学習進捗を管理出来るシステムを提供する手軽な通信講座や、学習の計画や進捗相談と言ったサポートが充実した講座もご紹介していますので、活用を検討してみては如何でしょうか。

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